2013年入居者については、控除額が最大年20万円(10年間で200万円)に縮減されることになりそうでしたが、現行どおり最大年30万円(10年間で300万円)が継続になりそうです。
国税で控除しきれない金額は所得税の課税総所得金額の5%(97,500円が限度)を限度として住民税から控除されます。
2014年4月以降入居については住民税の控除枠を拡大し、尚且つ、控除できない場合は、控除できない金額の枠内で現金で戻してくれるということになりそうです。
どの程度の現金を戻してくれるかは今後詰めるとしています。
今までは、控除できない金額は切り捨てられていたのですが、税額控除という基本的なスタンスを時限的に変更して「補助金」のような性格を併せ持つようなものになるということです。
2014年4月から消費税率が8%に上がりますが、その緩和措置というのが狙いなのです。
買う側では、消費税が上がる前に買ったほうが得なのか、或いは、ローン控除が拡充されてから買った方が得なのか、悩ましいことになりそうですね。